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思い出の自転車

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我が家にはもう乗らないけれど捨てられない自転車があります。
宇都宮で就職してしばらく経ってから買ったから
もう20年ぐらい経つでしょう。
玄関脇にずっとオブジェのように置いてありました。
それをついに明日粗大ゴミに出します
もうフレームがさびてボロボロになってしまったからです。

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この自転車を語るにはあの事件は忘れようにも忘れられません!
買ってからそう月日が経っていないころのお話。
その日は飲み会があって川岸の駐輪場に鍵をかけて置いて帰りました。
そして一晩たってバスで出勤してその自転車のところまで行ったら
自転車がないのです!
盗まれたか!?と思い急いで辺りを探したら
ありました!
あったのはあったのですが目の下の川の中・・・
無残にも川の真ん中に横たわっていました。
誰か酔っ払いが投げ込んだのでしょう。
あ~~~かわいそうな私の自転車。
でもその川底は結構低い場所にあって
取りに行くことはできない場所。
とりあえず歩いて出勤して
市の河川担当課に電話して相談しました。

最初はびっくりしたり呆れられたりしましたが
ちょうどその日は川の清掃日とかで
業者さんが引き上げてくれることになりました。
そして翌日,無事に自転車は我が家に戻ってきたのです。
でも何となくドブ臭い(>_<)
しかも逆さまにするとサドルのところから水が出てくるのです。
シャフトのところに水が入ってしまったのですね^
もう一生懸命洗ってあげました。

その後も仕事が終わって(しかも真夜中の2時ぐらい)
職場の駐輪場に行ったらまた自転車がない!
職場に戻って自転車がないということを言ったら
残っていた上司同僚がみんなで星空の下,探しに出てくれました。
そうしたらまた出てきたのです。
これは普通にぶん投げられていた状態で。

そんなこんなで
無くなっては戻ってくる健気な自転車を手放すわけには行かずに
嫁いでくるときも2万円もかけて搬送してもらったのです。
(買ったほうが絶対安い)

私の人生の半分近く一緒の自転車。
寂しいけれどさよなら~
今まで本当にありがとう~~~~

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コメント

笑うところじゃないと思いつつも・・・ごめんなさい!2回目にぶん投げられたところで吹き出してしまいました。

盗難に2回遭って戻ってくる自転車は多いでしょうけれど、2回投げられた自転車って、そうそうないですよね。
それだけ愛着も御縁もあっただろう自転車とのお別れは寂しいだろうなぁ~。

ここまで錆びると、ほんと「首の皮一枚」って状態だし、いいオーナーのもとで天寿を全うしたということでしょうね。

>さばおさん

川の中に横たわっている自転車の姿を今でも思い出しますよ
盗まれてもぶん投げられても私の元に戻ってくる自転車が
愛おしくて愛おしくて・・・
ここまで錆びて決心がつきました。
昨日はお酒をかけてあげて
これまでのご苦労をねぎらいました。
まさに天寿全うですね

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