« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »
しばらく前に文楽の人形遣いの方による講演をお聞きしてから
ちょっとだけ興味があった人形浄瑠璃。
その地方公演が先日あって出かけてきました。
初体験の本格的な文楽の舞台。
これまでのイメージでは義太夫もよくわからないし
きっと途中で寝てしまうかもなんて
今思ったら大変失礼なことを考えていました。
席は前から2列目しかも中央の一等席。
拍子木が鳴り渡り幕がソデに引かれていくと
目の前には火の見櫓のセットがで~~んと置かれています。
最初の演目は「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひかのこ)」
恋する人を救うために
大罪となることを承知の上で半鐘を鳴らすために櫓に登るというお話。
この演目は15分ほどなのですが
とにかく意外なほど面白かったのです。
やはり義太夫はよくわからなかったけれど
海外のミュージカルを見ると思えばなんてことない!
人形の繊細かつ大胆の動きにすっかり魅了されました。
アクロバット的な動きもあって
人形遣いの方々の技には本当に驚かされました。
能、狂言、歌舞伎・・・
日本の昔からの芸能は
その時々の思想文化と相まって
脈々と伝わってきたもの。
それだけ魅力があったからこそ
今でも生き生きとした舞台を間近に見ることができるのだと思います。
私もこれからは積極的に見てみようと気持ちを新たにしました!
お彼岸のこの連休で宇都宮の実家に帰省しました。
出かける前は新潟はまだ冬の気配が残っていたのに
昨日帰ったら一気に春になっていてびっくり。
沈丁花の花が開いていい香りがあたりに漂っています。
本当に暑さ寒さも彼岸までなのですね~
今回の帰省はいつにも増して充実したものになりました。
でも暖かさのせいで花粉症の症状がひどく出てしまい
今一歩その充実感を満喫できなかったのが残念でした。
いろいろありすぎてここで時系列に書き並べると
いつ終わるともない長文になりそうなので
東京におのぼりさんをした1日について書き留めておこうと思います。
東京での目的は4つ。
篤姫展を見ること,ルーブル美術館展に行くこと
ミュージカルウィキッドを見ること,
そしてネットでお知り合いになったお友達とお会いすること!
このスケジュールをこなすために綿密なる?計画を立てて
いざ新幹線ホームへダッシュ!!(しかも着物で(^_^;))
東京の暖かいことにはびっくり。
もう桜がほころび始めていましたから。
篤姫展は幾島のナレーションのガイドを借りて
すっかりその世界に~
薩摩切子や白薩摩の美しさ
そしてお道具類の豪華さにすっかり魅了されました。
その足で今度は上野に移動。
駅を出たらすごい人出。
案の定,美術館は非常に混んでいて
人を見にきたのか作品を見にきたのかわからないほど。
今回は調度品,工芸品の出展が多かったのですが
小さい作品が多い中,
人の頭越しに作品を鑑賞するのは至難の業!
ホウホウの体で会場をあとにしました。
篤姫展を見たあとに行ったからなおさらそう感じるのかもしれないけれど
シンプルな青磁の焼き物に
どうしてあんなにゴテゴテと金の装飾をするかな~と思いました。
その頃のヨーロッパの流行なんだと思いますが私の趣味じゃないわ~
対照的な二つの美術展でした。
そのあとはお楽しみのお友達miporingさんとの初対面!!
今までいろいろネットでお話をしていたので
だいたいの想像はしていたけれど
やはりドキドキドキドキ!
お会いしてみたら想像通りの素敵な方でした!!
お話が弾まなかったらどうしようという不安も杞憂で
いろいろな話題で盛り上がりあっという間の2時間でした!
私の大好きな手ぬぐいを手土産に持ってきてくださり
大感激!!
本当にいろいろありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしていま~す!!
(お話に夢中で写真を撮り忘れました(^_^;))
興奮冷めやらぬ心持で次に向かったのは最後の目的地
ガレッタ汐留
半年ぐらい前に入手しておいたチケットを手にして
ミュージカルを鑑賞しました。
素晴らしい舞台セットと完成されたダンスに歌。
最初はあんまりハッピーじゃないストーリーで
これで感動できるの??と思っていましたが
だんだん尻上がりに盛り上がってきて
やはり最後は感動しました!
たまにはこういう本物の舞台を見て刺激をもらわないとね!
終わったと同時に駆け足で新幹線に飛び乗り!
とても充実した気持ちで帰宅の途につきました。
写真は実家のそばの梅畑
小さい頃はここはブドウ棚が一面に広がっていました。
今のブドウと違って酸っぱいブドウでしたが
その頃は実がなっておすそ分けをいただくのが楽しみでした。
ブドウ畑もつぶされ家がどんどん建って
ずいぶん風景は変わってしまったけれど
あの頃と同じ姿で手押しポンプの井戸が残っていたのには感激!
たぶんもう使えないだろうけれどあっただけでうれしい
この井戸がある限り私のふるさとの原風景はここにあり続けると思います。
私のお気に入り「新潟絵屋」で今開催されているのは
三条市ご出身araraさん(荒澤聡子さん)作の陶器の個展です。
優しいグレーや茶色の作品は
どれもシンプルだけれど上品な色,形で
日々の生活の中でしっくりなじんでくれそうな懐の広さをを感じました。
お値段もいつもの美術品に比べたら手ごろ!
こういうところで何かしら作品を手に入れるというのは憧れでした。
気に入ったカップをひとつ買い求めました。
これでお茶をいただいたら美味しいだろうな~と思って・・・
使う前に米のとぎ汁に浸けないといけないので
まだ使っていませんが
早く準備して美味しいお茶をいただきたいと思います。
もうひとつご紹介!
こちらは私のお友達のびさん(齋藤伸絵さん)のコットンワークス展示会。
糸をつむぐところから始まるこだわりの織物。
綿の風合いがなんとも柔らかい。
すごくあたたかい手触りです。
自分のそばにあったら癒されそう~
こちらのマフラーもとってもステキな風合い。
これからの季節は大活躍しそうです!
こちらの展示は22日まで。
場所はエフスタイルのHPをご参照ください!
今日はポカポカと暖かでとってもいいお天気!
こういうときは花粉の飛散量が多いようで
くしゃみが出るし目もかゆい。
特にくしゃみは連続で出るので
最後にはのどが痛くなってしまいます
最悪の1日でした。
でもこれからもっとひどくなると思うと憂鬱です
さて、今朝の落語のような出来事・・・
新聞を読んでいた旦那様。
突然「あれ~~」と声を上げました。
「昨日チェックした宝くじってグリーンジャンボだったよね」
「そうだけど?」
「ぜんぜん番号違っているよ!」
「え~~!!」
慌てて昨日ネットで見た番号を確認してみたら
なんと去年のグリーンジャンボの当選番号を見ていたのでした!
どうして去年の見たんだろう???
私曰く
「1等当たってなくてよかったね~~!
もし当たっていたら天国から地獄だもの
それにもう一回ドキドキしながら当選番号をチェックする楽しみができたじゃない!」
といたって楽天家の私。
こういう時ってもしかしたら高額当選しているかも!?
と思ってドキドキしながらチェックしたら
やっぱり当たっているのは6等だけでした~
そうは話はうまくいかないわね~
たまたま前を通りかかった専門学校が学園祭をしていました。
この学校は料理の関係の専門学校。
特に製菓部門では有名で
去年開催されたユニバーシアード技能五輪の洋菓子部門で
金メダルを獲得した女性が所属している専門学校です。
興味津々の私はちょっと中を覗いてみることに!
そこには真剣に調理を学んでいる学生さんの力作が展示されていました。
とにかく繊細!素晴らしい!!
お菓子を見るとどうしてこうも幸せな気持ちになれるのでしょうね~
(食べるともっと幸せ!?)
ここから世界に通用するパティシエ,調理師が誕生することを願っています。
朝、バスとすれ違ったらフロントに「祈合格」のステッカー。
今日は県内公立高校の一般入試日でした。
帰りがけにある高校の前を通ったら
ニコニコしながらバスを待つ中学生。
出来がよかったのかな?
それとも終わってホッとしたのかな?
全ての受験生が自己ベストで臨めたことを祈ります。
今日は半年に1回の歯科検診!
今回の検診で
噛む圧力が強くてその圧で歯茎のところに
骨が出っ張ってきてしまったことが判明
なんだかどうも頬の内側に何かが当たるんだよな~と
ここのところ思っていました。
骨だったのね~
これは出すぎたら削るしかないということなので
当分は様子見です。
いつも行く神社で初午の水をいただいてきました。
これでお茶をいただいて厄除けします
雪割草、正式名は「オオミスミソウ」と言います。
この花が3月から「県の草花」として指定されました。
雪割草は新潟を中心とした日本海側に多く自生する花。
小さくて可憐な花です。
ちょうど今頃から咲き始めます。
この花はかわいいこの姿と多種多様に変異する特質から
愛好家の中では高値で取引され
(この前のニュースでは一鉢最高35万円って言ってました!)
そのせいかどうか分かりませんが
自生地では乱獲されどんどん姿を消していきました。
それを地元の方の努力と熱意で保護活動が行われ
今はずいぶんあちこちで群生が見られるようになりました。
雪の下でじっと春を待つ花の姿に
新潟の人の気持ちが現れているのかもしれません。
いつまでもこの花が野山で見ることができるよう
願わずにはいられません。
明日は桃の節句。
節句は1年のうちに5つあって
平安時代から続く慣わし。
それぞれ季節の節目に身のけがれを祓う大切な行事だったそうです。
9月の重陽の節句はなじみがないですが
それ以外の行事は今でも続いていますよね。
我が家には女の子はいないけれど
季節のものとしてお雛様を飾っています。
3つあるのですが
ひとつは前に買い求めた陶器のもの。
もうひとつはずっと前からあるちりめんのお雛様。
最後は手作りのリースです。
ちょっと不出来でお恥ずかしい
お見せしたいのは
ここからのお雛様です。
明治時代から伝わる由緒正しいお雛様。
もちろん私の持ち物ではありません!
落ち着いたお衣装の色合いがなんともステキ!
よくここまできれいに取っておかれたなと感心します。
きっと私のお雛様はねずみにかじられボロボロでしょう
一緒に展示されていたひなまつりのしつらい
下がっているのは伊豆稲取のつり雛。
祖母が孫の成長を祈って古布で作るものだそうです。
ひとつひとつに心がこもってかわいい!
小さな子の健やかな成長を願う心はいつの世も変わらないのでしょうね~
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最近のコメント