お父さんからの最後の贈り物
2月7日、義父が亡くなりました。
80歳でした。
10年前に倒れてから入退院を繰り返していて
7日の朝、自宅から救急車で病院に搬送され
そのまま帰らぬ人となりました。
それからの5日間は
悲しみや寂しさがいっぱい詰まった時間でしたが
不謹慎な言い方になるかもしれませんが
私にとっては大変貴重な経験になりました。
お葬式はその人の総決算、通信簿とよく言われます。
義父のお葬式は
規模こそ大きくなかったものの
とても心のこもった暖かいものでした。
これもお父さんのお人柄だと思います。
近しい親戚の方々もとっても親身になってくださって
私も大変勉強になりました。
夫方の親戚は結婚式以来であったり
初めてお目にかかる方もいらっしゃいました。
これもお父さんが引き合わせてくださったのだと思います。
この連休中は思いもほか天気がよくて
お葬式も無事に終えることが出来ました。
最後はお父さんからのプレゼント。
太陽に光り輝く米山です。
この時期にはなかなかこういう米山は拝めません。
それにしても
この前の日記は新しい命が芽生えたという記事。
そのすぐあとにお葬式の日記を書くとは思いもよりませんでした。
これも何かのお導きだったのでしょうか・・・
« 幸せのおすそ分け | トップページ | 食の福袋2008 »
「つれづれ」カテゴリの記事
- 久しぶりの洋裁(2020.06.13)
- 立待月(2020.06.09)
- 昭和な化粧品💄(2020.06.06)
- 蜘蛛の糸(2016.04.05)
- 今年も半分過ぎました(^_^;)(2012.06.30)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんばんは
お義父様のお亡くなりになりましたことに心より哀悼申し上げます。
それにしても最高の贈り物をされていたのですね。
白く輝く米山・・・・もうこの山のかなたに行かれてしまったのですね・・・・
亡くなられても心の中に思い出として残ってときどき帰ってこられるようです。
葬儀お疲れ様でした。
投稿: Racexp | 2008/02/11 20:43
>Racexpさん
そのお言葉のとおり
山の向こうへ義父は旅立って行ったんだと思います。
でもその旅立ちは本当にあわただしいものでした。
忘れ物をしていないかちょっと心配です。
米山を見るたびにきっと義父のことを思い出すでしょう。
大きな米山はずっと変わらない姿を見せてくれると思います。
投稿: えみこ | 2008/02/11 21:12
お悔やみ申し上げます。
私の場合、親父も義父も、結婚前にはどちらも他界してたんでね~。酒とか飲んでみたかったって、思います。
お疲れがでないように。
投稿: よっちん | 2008/02/11 22:03
お悔やみ申しあげます。
たとえ覚悟していても、別れというのは、突然なものなのでしょう。
きっと安らかに空へと向かわれたのでしょうね。美しい山のすがたです。
お疲れがでませぬように。
投稿: manami | 2008/02/11 22:09
>よっちんさん
ありがとうございます。
義父もお酒が好きな人でした。
義母曰く、酒を飲んで運動もしていなかったのが
よくなかったのではと言っていました。
今となっては仕方のないことですが・・・
疲れは意外なほどないんです。
まだ気が張っているのでしょうか?
このあとのぶり返しがちょっと怖いです
>manamiさん
ご心配ありがとうございます。
こんなにきれいな米山は初めて見たような気がします。
きっとお父さんが見せてくれたんだなと思って
ジ~ンときてしまいました。
あの山の向こうで見守っていてくれると思うと心強いです。
投稿: えみこ | 2008/02/11 22:34
大変でしたね、えみこさん。
実はダンチョのオフクロも先日倒れて救急車で運ばれました。兄からの一報には驚きましたが、本人は倒れたことも忘れ涼しい顔してました~(笑)
力落としのお義母さんを大切にしてあげて下さいね…。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
投稿: ダンチョ~☆ | 2008/02/12 04:21
>ダンチョ~☆さん
今はまだ大勢の人が家を出入りしていますから
にぎやかなので寂しさも感じることも少ないと思いますが
これから一人になったときにどれだけ寂しいかと思うと
義母の方が心配になります。
気持ちを整理して前向きに自分の好きなことに取り組んでほしいなと思います。
ダンチョ~☆さんもお母様を大切にしてさしあげてくださいね!
投稿: えみこ | 2008/02/12 07:23
えみこさん、大変でしたね。そう、葬儀はその方の今までの人生が垣間見える物ですね。私も何年か前に義父の葬儀で感じました。私が結婚し義父となった訳ですが、そこからの生活しか見ていないので、それまで、どこで、どんな方と、どういう風に過ごしてきたのか…色々な義父が見えてとても良かったと感じられました。益々好きになりました。疲れは後で来ますよ。ご自愛下さい。
投稿: 未羽 | 2008/02/12 11:02
えみこさん、いろいろたんへんだったね
忙しい3連休だったことでしょう
お義父さん、いい人だったんだね
みんなに慕われていたのね
お義母さん、お義父さんを好きだって言う人
あまり聞かないから・・・
ご冥福をお祈りします
投稿: えりん | 2008/02/12 11:26
お義父さん、お悔やみ申し上げます。
お義父さん、良い方だったんですね。
きっと、今は気が張っていると思いますが、えみこさんも体調を崩さないように気をつけて下さいね。
投稿: yume | 2008/02/12 14:29
お悔やみ申し上げます。
親しかった人たちに暖かく送ってもらえて
きっとお義父さんも安らかに天国に行かれたことでしょうね。
えみこさん、疲れが出て体調をくずさないようにね。
米山って綺麗な山ね。
まるで絵みたい。
投稿: miporing | 2008/02/12 16:25
お義父様からの最後の贈り物は絶景ですね。
えみこさん、お力落としのことと思いますが、
米山を見る度にお義父様のことを思い出され
パワーをいただけそうな気がしますね!
どうぞお体にはお気をつけて下さい。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
投稿: rima♪ | 2008/02/12 17:36
ここ数年はお体も不自由で、そして昨年は震災。
晩年を穏やかに送ることは叶わなかったかもしれませんが、いつも気に掛け、尊敬の念をもって接してくれる息子夫婦が近くにいてくれたのは、お義父様にとって心強く幸せな毎日だったと思います。
きっと、ご自信の人生に誇りをもって旅立たれたことでしょう。
この写真のような空が続けば、少し心残りがあってもお義父様とご家族、お互いの姿が見えそうですが、既に冬空が戻ってきちゃいましたか?
どうぞ、お義母様ともどもお体に気をつけて。
投稿: さばお | 2008/02/12 18:07
>未羽さん
私が嫁いできて義父が元気だったのは
そんな長い期間ではありませんでした。
義父は自宅で仕事をしていたのですが
あまり仕事をしている姿を見た記憶がありません。
今回仕事仲間の方がたくさん参列してくださって
それまでの義父の仕事ぶりが見えたような気がします。
情けないことですがちょっと風邪をひきました。
でもしっかり病院には行ってきたので
早めの手当てで治します!
>えりんさん
この連休はスキーに温泉の予定だったのですが
すっかり吹き飛びました
義父は実直そのものの人でした。
まじめがとりえ。
嫁の私にはとても優しく接してくれました。
離れて暮らしているからなおさらだったのかもしれません。
あまり親孝行できなくて申し訳なかったな・・・
>yumeさん
ありがとうございます。
義父も病魔に冒されがんばったけれど
力尽きてしまいました。
でも心の中には生き続けます。
疲れはこれから出るのでしょうね。
風邪気味なので早く治します!
>miporingさん
義父の最後の顔は信じられないほどいいお顔だったんです。
笑っているの。
お坊さんが最初のお経をあげてくださったときに
お父さんが笑顔で手を振りながら天に昇っていくのが
見えたような気がしました。
米山は地元では信仰の対象なの。
だから余計米山がきれいに見えたときには感激でした
>rima♪さん
こちらに初コメントですね!
どうもありがとう
それなのにその日記がお葬式だなんてごめんなさいね
今はまだ義父が亡くなったことが
実感できていないような気がします。
きっとこれからジワジワと心に沁みてくるのでしょうね・・・
rimaさんもご両親を大切にしてあげてね
>さばおさん
倒れてからは思うようにならない自分の体に
苛立ちを覚えたこともあったと思います。
同じ年代で元気な方もいっぱいいるのに
どうして自分だけとも思ったことでしょう。
でも義母もそれを分かっていたから
10年間も支え続けてこられたのだと思います。
一緒に暮らしていなかったので遠くでしか見守れなかったことが残念です。
これからは義母を支えていかなければと思っています。
投稿: えみこ | 2008/02/12 20:05
お義父様のご冥福をお祈りします。
昨年の震災の時にお話を伺っていたので
お義父様のこと、えみこさんとの穏やかで微笑ましいお二人の関係が目に浮かぶようだったことを思い出しています。
きれいな米山。
心のきれいな方だったんでしょうね。
どうかお義母様を大切にしてあげて下さいね。
距離ではないと思いますよ。
えみこさんご夫婦の気持ちがいつも近くに感じられればきっと心強いはず。
投稿: ペコ | 2008/02/12 22:15
>ペコさん
ペコさんのコメントを読ませていただいて
地震のときの日記を読み返しました。
ガスが出なくてドライシャンプーで
父の頭をマッサージしたことを思い出しました。
あの時は気持ち良さそうにしてくださっていましたっけ・・・
地震のときの思いと父への思いが混ざり合って
また胸いっぱいになってしまいました。
遠いとは言っても高速で1時間足らず。
行こうと思えばいつでも行ける距離です。
こまめに顔を出して力づけられればと思っています。
投稿: えみこ | 2008/02/12 22:42