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砂丘館での贅沢休日~きもの編~

朝の通勤途中,
黄色に色づいたイチョウの葉が
風に吹かれてはらはらと舞い落ちていました。
忙しい朝にちょっと一呼吸。

先週は寒くて荒天続き。
この三連休もどうなることかと思いましたが
予想外の好天で気持ちよく過ごすことができました。

庭のし残した仕事もお買い物も無事終了。
そしてこの連休でとても楽しみにしていたイベントに参加してきました。

Imgp3451

中心街にある純和風邸宅(砂丘館)を会場とした
友禅の着物展示と家元自らお手前をしてくださる煎茶の茶会
そしてピアノのコンサート。
すごく盛りだくさん、しかもなんと贅沢なこと!
驚くべきはこの催しが
今回展示された友禅の着物に魅了された1人の女性の思いから
始まったということです。
その思いがこうやって見事に結実したのですから
素晴らしいの一言。
私はその恩恵に預かったというわけです。

友禅の着物が9点、帯が12点。
着物は7点が今回のために描かれたものと聞いてまたびっくり!
作家と主催者の強い絆と熱意を感じます。

着物はどれも個性的。
情熱的なものもあれば心癒されるようなメルヘンチックなものの。
それぞれ見る人の想像力をかきたてられるような作品ばかりです。
着物というキャンバスに作家の思いのたけが込められいるような気迫を感じます。

Imgp3371

私が気に入ったのはこの着物
ふくろうがとてもかわいらしいし
山の風景もどこかなつかしい。
その中においても自然への畏敬の念が込められているような気がします。

Imgp3570

そしてこの帯
着物の柄とは思えないメルヘンの世界。
ちょっとだけ顔が覗いた子供の顔が
とてもかわいらしいのです。

中にはこんな大胆な着物も・・・
Imgp3608


この作品を描かれた京都の友禅職人、庄七郎さん。
あの情熱的で大胆な着物の印象とは対照的な
シャイで優しいお人柄。
ほんの少しお話ができただけでしたが
友禅への想いは十分に伝わってきました。
庄七郎さんとはこのイベントがなければ
絶対にお会いすることはなかったと思います。
そういう意味でもこの催し物に深く感謝します。

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コメント

楽しいイベントでしたね!貴女の写真も楽しみです!

砂丘館・・・名前、かっこいい!
随分昔。手描き友禅の見学に行ったことがありました。
あ~、こういう仕事がしたいと感激しつつ、現実は。
ふくろう!!写真アップしてみつけました!
この着物を着たときこのふくろうの位置をかんがえると、なかなか!!

>名無しさん

このコメントはK子さんでしょうか??
本当に楽しくまた贅沢な催しでしたね。
K子さんも3日間お疲れ様でした!
いつも素敵な着物がお似合いのK子さん
またこれからのイベントでお会いできますことを楽しみにしています!

>norimonさん

友禅の気の遠くなるような作業が
あの美しい着物の柄になるわけですよね。
この技法を生み出した友禅斎さんに感謝!
ふくろうさん
実際に着てみると
微妙に上前に隠れるところですよね。
ちらちらと現れるふくろう。
まさにかくれんぼですね(^_-)

日本全国、いろいろな形でお茶会は開催されてるんですね。ダンチョも取材でお茶に関わって、すでに4年目に突入してます。
煎茶でなかったら、取材候補になる催しだったのにな…。
来年の3月をもって残念ながら終わりそう。
終わるまでに、新潟で話しになるお茶会開かれないかな~♪

>ダンチョ~☆さん

わ~!たくさんのコメントありがとうございます(*^_^*)
お茶の取材とはまた緊迫感が漂う取材ですね。
京都はお家元がたくさんいらっしゃると思いますが
やはりお煎茶となるとカテゴリーは別になるのでしょうか?
新潟は市民茶会はよく開催されるのですけれどね~(^_^;)

この記事へのコメントは終了しました。

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