最近のトラックバック

« 月例会 | トップページ | 始皇帝と彩色兵馬俑展 »

世界をめぐる本屋さん その2

Img_0744

この前大雨で早々に立ち去らざるを得なかったデュロス号。
今日は絶好の晴天の中,ゆっくりと見学をしてきました。

今回は船内見学ツアーに参加。
一般では立ち入り禁止の場所も見学することができました。

先導してくださるスタッフの説明の中で
印象的だったことはたくさんあったのですが
二つのことが特に印象的でした。

350人全ての乗組員がボランティア(無給)で
しかも必要経費を毎月支払って乗船していること。

もうひとつはもう少しでこの船が引退をするということ。
この船は93歳のご高齢。
老朽化のため3年後の2010年に現役引退が決まっているそうです。
その後の処遇はまだ不明とのこと。
デュロス号が担っていた使命は姉妹船「ロゴスⅡ号」に引き継がれるそうです。

もう少し乗組員の話を。
乗組員は2年契約。
そして様々な職種のクルーがいます。
医師も乗船しているそうです。
そのような方は普通なら多額の報酬を得られるはずです。
それを投げ打ってしかも経費を負担してまで
この船の目的(国際交流,救援・援助活動)のために働いているというお話を伺って
大変感動を覚えました。
それだけこの船そしてその活動が魅力的だということですね・・・
余談ですが日本人も6人いるそうです。

もうこのデュロス号を目にすることはできませんが
活動は続きます。
これからも応援していきたいと思いました。

Img_0755
93年間使われてきたジャイロコンパス

Img_0746
船の先端,タイタニックなら有名なあのシーンですね!

Img_0765
船の心臓部,エンジン

Img_0767
機械室の奥
独特の臭いと大音響の中でも黙々と働くクルーがいます

Img_0764
メインストリート 幅はやっと人がすれ違えるぐらいです

Img_0756
最大87名乗れる救命ボート
タイタニック号はこれがあまりにも少なかったために
多くの犠牲者が出たのでした。

Img_0775
デュロス号の後部 最上部が書籍販売エリア
豪華客船だったときにはプールだったそうです

Img_0773
山ノ下埠頭からの夕日
この水路を定期航路のフェリーが通っていきます


最後に・・・
Racexpさ~ん,鉄道の本を探してきましたよ!
この本1冊でしたが中をめくると
アジア方面の鉄道が写真と文章で説明されていて
なかなか面白そうな本でした。
日本は新幹線と山手線が紹介されていました。
値段は900円。
メールをお送りしようと思いましたが
アドレスがわからなかったのでこちらに書かせていただきました。
もしご興味がおありならご連絡ください!
(HCE00046@nifty.com)※@は大文字になっているのでご注意!
Img_0770

« 月例会 | トップページ | 始皇帝と彩色兵馬俑展 »

新潟情報」カテゴリの記事

コメント

ボランティアが出来る人というのは、いろいろな意味で幸せだと思います。
とってもうらやましい。

貴重な船を見学されたんですね~
夕日の写真もとても綺麗!

クルーの中に日本人がいるというのは、なんだか嬉しいですね♪

えみこさんこんばんは!
一瞬ばんえつ物語の画像?に見えたのですが違いましたね!のちほど連絡しますのでよろしく!
ありがとうございました!それにしても鉄道の洋書まであるとはびっくり!m(_ _)m

>miporingさん

ボランティアで乗船されている乗組員さんを
心から尊敬します。
環境が整わないと乗りたくても乗れないですものね。
奇跡が重なって350人が集まっているのでしょうね。
日本人はまず語学で難しいようです。
普通の会話程度じゃダメなんですって!
日本海の夕日は最高です!!

>Racexpさん

あれ1冊でしたが見つけたときにはうれしかったです!
もしかしてもうメールくださいました??
だとしたら迷惑メールの海に埋没してしまったかも・・・
申し訳ありませんがもう一度送っていただけませんか??

なんか、新しい世界をみたようなそんな気がします。
ボランティアの方がこの船の趣旨に賛同されて、2年間も活動されている、なんてね。
93歳のデュロス号、お疲れ様です!

私も昨日、仕事が終わってから行ってきました!
でも、最終ツアーの空席が1人のみ・・・
3人で行ったので断念しました(T-T)

船の中、興味深々だよー

でも、わたし、船はこわいの
海も怖い
だから、船旅なんて、ぜったいしたくないの

見学はしたいよ

>norimonさん

私も目からうろこの思いがしました。
船がひとつの世界なんでしょうね。
93歳とは言ってもまだまだ活躍できると思うぐらい
きれいな船でした。
余生はゆっくり過ごしてほしいですね。

>monamiさん

私が行った時にも1時間待ちでした。
土日はすごい混雑だったようですね。
停泊は月曜まで!
ぜひ再チャレンジしてください!!

>えりんさん

船が怖いのは揺れるから?
それなら佐渡に行くフェリーは乗れないかも(>_<)
荒れているときには結構揺れますから・・・
でも私は船は好き。
甲板で風に吹かれるのも気持ちがいいです。
動いていない船ならえりんさんもきっと乗れますよ!
名古屋にも寄稿するといいのにね。
新潟の次は韓国だそうです。

船のなかの様子楽しませていただきました。
エンジンルームやジャイロコンパスなどなど93年を超える船の装備も今では貴重ですね。
私の船の旅は高校の修学旅行で新潟~小樽間の新日本海フェリー、そして帰りの青函連絡船。そして宇高連絡線の宇野~高松間。最近では1998年に佐渡航路と新潟~小樽航路です。佐渡航路はかもめさんたちが新潟港からずっと両津まで付いてきてくれていました。
小樽航路は当時新造されて間もないフェリーしらかばという船で客室が豪華だったのが印象に残っています。
ビール飲んでご飯食べて入浴して・・・・
遠く粟島そして飛島(酒田沖)男鹿半島(秋田沖)の風情を楽しんだのも今では思い出です。一番良かったのは小樽港接岸のときの夜景でしょうか?まるで宝石の如くの明かりでした(新潟10時で小樽は翌朝4時)
今は敦賀~新潟~秋田~苫小牧航路で活躍しているようです!
さらに青函航路は十和田丸という船でした。(1984年に乗船)当然青函トンネルが無いので貨車や荷物車、郵便車さらに一般の自動車も運んでました。
函館の桟橋で貨車を積み込む光景も印象に残っています。
参考までに今はクロネコさんや飛脚さんが主流の小荷物輸送も国鉄の頃には荷物車で国鉄荷物として輸送してました。大阪と青森を結ぶ荷物専用列車があってよく荷物を駅の窓口にもって行きました。北海道への小口の荷物が多かったのですが。これらの荷物も当然ながら連絡船で運ばれていました。荷物輸送はJR移行前に廃止されました。連絡線も来年で廃止されて20年です。

さて、海はしけなければ快適ですがひとたび荒れると揺れが半端ではありません・・・・でもそれはそれで旅情を感じます。もちろん帰ってきてからかなり時間が経過してからですが。また機会があれば乗ってみたいとおもいますが・・・長々失礼しました!

>Racexpさん

船の旅というのは時間が長いだけに
思い出もたくさんできそうですね。
私も船旅は好きです。
揺れると最悪ですけれどね(^_^;)
佐渡へのフェリーはだいたいずっと甲板にいます。
きれいな海を見るのも好きだし
かもめと遊ぶのも好き。

ところで今、貨物列車が脚光を浴びているんですよね。
地球温暖化防止の関係で
トラックよりも列車輸送を選ぶ企業が増えているようです。
私もよく通販で宅配屋さんのお世話になるけれど
便利な半面、そういう環境のことも考えていかないといけないんでしょうね・・・

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 世界をめぐる本屋さん その2:

« 月例会 | トップページ | 始皇帝と彩色兵馬俑展 »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ