この前大雨で早々に立ち去らざるを得なかったデュロス号。
今日は絶好の晴天の中,ゆっくりと見学をしてきました。
今回は船内見学ツアーに参加。
一般では立ち入り禁止の場所も見学することができました。
先導してくださるスタッフの説明の中で
印象的だったことはたくさんあったのですが
二つのことが特に印象的でした。
350人全ての乗組員がボランティア(無給)で
しかも必要経費を毎月支払って乗船していること。
もうひとつはもう少しでこの船が引退をするということ。
この船は93歳のご高齢。
老朽化のため3年後の2010年に現役引退が決まっているそうです。
その後の処遇はまだ不明とのこと。
デュロス号が担っていた使命は姉妹船「ロゴスⅡ号」に引き継がれるそうです。
もう少し乗組員の話を。
乗組員は2年契約。
そして様々な職種のクルーがいます。
医師も乗船しているそうです。
そのような方は普通なら多額の報酬を得られるはずです。
それを投げ打ってしかも経費を負担してまで
この船の目的(国際交流,救援・援助活動)のために働いているというお話を伺って
大変感動を覚えました。
それだけこの船そしてその活動が魅力的だということですね・・・
余談ですが日本人も6人いるそうです。
もうこのデュロス号を目にすることはできませんが
活動は続きます。
これからも応援していきたいと思いました。
93年間使われてきたジャイロコンパス
船の先端,タイタニックなら有名なあのシーンですね!
船の心臓部,エンジン
機械室の奥
独特の臭いと大音響の中でも黙々と働くクルーがいます
メインストリート 幅はやっと人がすれ違えるぐらいです
最大87名乗れる救命ボート
タイタニック号はこれがあまりにも少なかったために
多くの犠牲者が出たのでした。
デュロス号の後部 最上部が書籍販売エリア
豪華客船だったときにはプールだったそうです
山ノ下埠頭からの夕日
この水路を定期航路のフェリーが通っていきます
最後に・・・
Racexpさ~ん,鉄道の本を探してきましたよ!
この本1冊でしたが中をめくると
アジア方面の鉄道が写真と文章で説明されていて
なかなか面白そうな本でした。
日本は新幹線と山手線が紹介されていました。
値段は900円。
メールをお送りしようと思いましたが
アドレスがわからなかったのでこちらに書かせていただきました。
もしご興味がおありならご連絡ください!
(HCE00046@nifty.com)※@は大文字になっているのでご注意!
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